良いチームを作るコミュニケーションとは

良いチームとはどんなチームだろうか。最近すごく考えてしまう。スポーツでいえばカタールワールドカップ時の男子サッカー日本代表、WBC時の野球日本代表などが思い浮かぶだろうか。

職場で考えるとどうだろう。。私が今まで属した中のベストな職場は、神奈川県のとあるレストラン。とにかくみんなのゴールが一緒だった。お客様にベストな料理をベストな状態でお届けする。そのために全員で必死になって働いた。「共通目標がある」。良いチームを作るひとつの大きな要因です。

今回は共通目標を見つけるにはどんなコミュニケーションが必要なのか。それを考えていこうと思います。

1、各自の目標を知る

まずはチーム全員の目標を知ること。ここが始まりです。もちろんチーム自体に元々共通目標がある場合もあります。ただ、そうであってもチームの共通目標と個人の目標が合致していない場合も少なくない。その共通目標がはっきりしていない、明確ではない時もある。コーチングでもよく出てくることだが、明確でない目標は達成できない。明確にする時間を設ける必要があります。

チーム全体で、1対1で、上司部下で、同僚同士で。私が見てきた良いチームではその時間が非常に多かった記憶がある。雑談でも、仕事の話でも、恋愛の話でも、何でも話せる関係性であればあるほど、ベストなパフォーマンスが発揮できる。色々話す中で、チームの目標と、個人の目標の共通項目を明確にしていければどうだろう。そしてその頻度、その質を向上させていければ、大きな成長、進歩が期待できるはずだ。

2,事前準備

チーム全員の目標を知るために色々話すとは言っても。。「話してくれないんだよな」「何て話せばいいかわからない」と言う上司や管理職は多い。

それを知るための事前準備が必要です。安心安全、習慣化

安心安全がなぜ必要なのか。。 話してくれない人が目の前にいるとしたらそれは何が原因でしょうか?あなたならどんな人に対して話をしたくないなと思いますか?私なら

例えば、「それは違う」「興味ない」などと否定的なコミュニケーションをとる人

自分の話ばかりして、人の話は全く聞かない、自分以外に無関心な人

これだと安心安全は無いですよね?

じぁあその逆だったら?

「そうだよね」「興味ある」などと肯定的なコミュニケーションをとる人

自分の話をちょうどよく話して、人の話をよく聴く、自分以外の人にも関心のある人

意外と自分の会話もしっかり分析してみると相手に安心安全を与えていない場合があります。特に自分に余裕の無いとき、興奮しすぎている時。過去の会話の内容を振り返るのは大事です。

習慣化がなぜ必要なのか。。個人の目標を知るために会話をするのですが。。その個人の目標が自分ではわかっていない人もいます。。コーチングの中でもよくある話なんですが、何のためにやっているのか、普段考えていないと中々言葉が出てきません。自分の頭の中ではぼんやりあるのですがしっくりした言葉で表現することができない場合が結構あります。ですので職場内でも目標について考える時間、考えてもらう会話、それらの習慣化がよりスムーズな流れを生み出すでしょう。

定期的なミーティング、個人面談、ブレインストーミング。様々な視点から習慣化を計ると良いですね。今では少なくなったのかもしれませんが、飲ミニケーションもその1つとして効果的だったなと思います。真剣に本音で語れる人、場所、時間帯。

真剣に本気で語れるチームを人生で何度作れるだろうか。

その為に今からどんなコミュニケーションをしよう?

 

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